ジオン軍、新型モビルスーツのフルスクラッチビルド制作スケジュール表

フルスクラッチビルド

 

それでは早速、制作に入りたいと思います。

その前に

スクラッチビルドとは

言わずもがなかもしれませんが、一応、スクラッチビルドの定義

模型製作方法のひとつ、各種材料を用いて模型を自作すること。一部の部品だけでなく模型全体を自作する場合は特にフルスクラッチビルドという。

引用元:Wikipedia

要するに、世の中に出回っていない物を作ろう(欲しい)と思い、ありとあらゆる材料 

(プラ板、木、粘土、紙、石、鉄、etc.)を使って制作して行く過程。

…どうですかね? 

それでは制作して行く上でのスケジュール表を作ります。   

スクラッチビルドの制作スケジュール表

スケジュール表といっても縦軸が工程とか横軸が日程やらと

そんな大袈裟な物ではございません。

 

制作する本人が見て解ればいいだけの簡易的なものなので

今回の私の場合は、箇条書きです。 

  1.  ・図面を描く(簡易的でOK) 
  2.  ・各部分の切り出し、組み立て 
  3.  ・各部分の結合 
  4.  ・結合後、全体の調整と修正 
  5.  ・外観の表面処理 
  6.  ・全体の塗装 
  7.  ・組み立て、完成 

予定は未定ともいいますが

一応、目安としてスケジュール通りに進もうとおもいます。 

制作用の図面を描く

フルスクラッチやスクラッチなどで 

制作する作業工程は千差万別です。 

それは、キットモデルを作る時にも当てはまるとおもいます。 

 

遠回りだろうが、近道だろうが 

最後に自分自身が納得すればそこがゴール(完成)です。 

なので、フルスクラッチやスクラッチで何かを作るときに 

必ずしも図面を書かなければいけない、などといった事は無いので

個々に好きなやり方で楽しく作ってみてください。 

私の場合は一応、図面なるものを書きます。 

図面を書くメリットとしては 

  • イメージが掴めやすい
  • 大きさ(サイズ)が調整できる
  • 制作工程に迷わない、早く制作できる
  • 組み立て後の調整が少なくなる 

以上のような事が考えられるはずです。

 

まず、私好みのイメージ(プロポーション)を描き 

それを元に簡易的な立面図をかきます。  

自分がわかる程度の図面でいいので下手でも書いていきます。

もし、このブログを見てフルスクラッチをやってみたいと思われた方は 

簡単なイメージ図でも書くことをお勧めします。 

フルスクラッチ用の簡単な図面
独自の設定

実戦配備計画のMSを建造するにあたり実験データ収集兼確認用に作られた20分の1の模型、それがこのtype A

私は絵を描くことには、あまり抵抗がなく 

楽しく図面を書けます。 

逆に、立体にする作業は苦手かもしれません。 

  

このイメージ図を見て

随分、元絵の立体図と違うとなと思われた方は正解です。 

とりあえず、言い訳としては、

Type Bはゴッグだと思うのです。 

ゴッグが、あの元絵(図面)から変わっていったとすれば 

Bタイプの変遷仮定図
Bタイプの変遷仮定図

Type Aも変わって行っているはず……と仮定して。 

描いたtype Aのプロポーションも変えています。

・原案変更タイプA、B共に(大河原邦男 GUNDAM DESIGN WORKS)水陸両用MSゴッグラフ1、ラフ2として掲載されています。 

・富野由悠季監督のイメージを伝えるラフ・デザインとして(テレビマガジンデラックス⑩ ストーリーブック 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙)にもほんの少し掲載されています。 

タイプAの仮想プロトタイプ図

正直、元絵をそのまま立体にしても良いのでしょうが 

私から見ると格好悪い…のが本音 

 

味があるといえば、あるのでしょうが。 

 

0から立体化を目指すのに、首をかしげながら?

制作するのもどうなの?…

 

という事で、前のデザインを残しつつ変えたつもりです。   

 

各部分のプラ板切り出し

基本的にはプラ板の箱組やパテ(エポキシパテ、ポリエステルパテ)を使用しての 

制作作業になります。  

 

プラ板の切り出しは、制作作業用に書いた図面を

トレーシングペーパーに写し取り。 

プラ板カット用にトレーシングペーパーで図面をトレースを中

スプレーのりでプラ板に貼り付けて、 

トレーシングペーパーごと、線通りに切り取ります。

左右対称にしたい部分の切り出しは

中心線からプラ板をきり、 

瞬間接着剤で仮接着してから重ねて切り出します。 

プラ板を瞬間接着剤で仮着けして同じ形を切り出す

同じ形のプラ板を中心同士で接着すれば 

左右対称の部品が出来るはず。

大体の各部分はこのやり方ですすめます。 

・プラ板の複製方法や図面の事など、やり方は少し違うかもしれませんが、工作方法を紹介しているムック本(ガンダム スクラッチビルドマニュアル)に掲載されております。 

・ちなみに、ガンダム スクラッチビルドマニュアルは1、2と出版されております。

 

関節部分はある程度、パーツが揃ってきたら 

設計図面をみながら組み立て行こうとおもいます。 

 

 

各部分のパーツ制作

切り出したプラ板を各部分の芯にして 

形を作っていきます。 

  

プラ板骨組加工 その1
プラ板骨組加工 その2
プラ板骨組加工 その3

芯にしたプラ板骨組にスタイロフォームを 

木工ボンドで取り付けて 

スタイロフォームを削り形を成形していきます。 

 

スタイロフォームをプラ板に接着するときは

一応、プラ板側を傷付けてから 

木工ボンドで接着します。 

 

基本的にスタイロフォームの上側に 

モデリングペーストやらパテ類を盛っていくので 

スタイロフォームがとれたとしても気にしない感じです。

 

スタイロフォーム成形後の各部分

今回はここまでとさせて頂きます。 

次回はスタイロフォームの上に 

モデリングペーストやらパテやらを盛って 

ある程度の形を整えていきます。 

 

また、お会い出来たら嬉しいです。 

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