管理人のちょい薄みどりです。
カテゴリーの一問一答についてのご案内。
カテゴリーの一問一答
このカテゴリーは、
昔、わたしが見ていたアニメを大人になって見返し
昔は何の疑問も感じることがなく 受け入れていたことを、
多少の、酸いも甘いも嚙み分けてきたつもりの この私が、
自分自身で問題を提起し、自分自身で問題を解決する このカテゴリー。
興味がございましたら、最後までお付き合い
宜しくお願い致します。
動力パイプ これいかに、
一問一答でございます、宜しくお願い致します。
機動戦士ガンダムからの お題でございます。
ザクやグフに付いている、ジオン系モビルスーツの代名詞とも言える “動力パイプ”
約40年間ずっ~と ”動力パイプ” と教え込まれてきました。
蛇口をひねれば水が出るように、部屋のスイッチを入れれば
室内灯の灯りがつくように
当たり前のように思ってはいないでしょうか?
もし、ザクやグフの口の脇から動力パイプ以外の物がついていたとしても
それを脊髄反射の如く 動力パイプ と答えてしまうのでは…
そこで私は言いたい
動力パイプではなく ”動力ケーブル” と。
では、なぜ今頃になって パイプを ”ケーブル” にしたいのか。
・第一にブログのネタの為
・第二に、私の私見ですが パイプは硬いイメージ?。
現状の把握・解析
まず、動力パイプについて調べていきます。
数が少ないですが、私の持ち合わせの設定資料などから確認します。
動力パイプの役割
正直 各資料設定本で、書かれている事が微妙に異なっている部分はありますが。
大体が動力伝達パイプ
流体パルスエネルギーを伝達する役割が ”動力パイプ”
各関節部の駆動には、流体内パルスシステムが採用された。これは、原子炉で発生したエネルギーを、パルス・コンバーターで流体内部のパルス状圧力に変換し、それを髪の毛よりも細い数千本の流体パイプに導き、関節駆動用ロータリー・シリンダーに極超音速で伝達するというもの。
GUNDAM CENTURY P35より。
・OUT増刊号 宇宙翔ける戦士達 GUNDAM CENTURY(AMBACシステム)より。
髪の毛よりも細い数千本の流体パイプとは、
人間を含めた動物の
筋肉を動かす神経細胞的なイメージなのでしょうか?
品種別の解析
動力パイプではなく、
本来のパイプを 掘り下げて確認していきます。
パイプ以外にもパイプと似た用途に使う製品がございます。
チューブ、ホース、管、筒…これらの製品とパイプの何が違うのか
極端なはなし、パイプに違和感があるのなら呼び名をかえて
動力チューブ、または動力ホースと呼び名を変えてもいいのかもしれません。
そこで色々、調べてみました。
…が・・・(汗)これがまた大変で。
一つ一つの製品に対して調べをまとめ様とすると、結構な情報量なので
私的に分母(引用元)を統一して、なるべく完結に表にまとめてみました。
表を元に相関図を作成。
上記の表や図を見た専門知識のある方々からすれば。
「製品の初歩的な部分しか書いていない」と言いたいかもしれません。
例えるなら ”牛乳は飲み物です”的な感覚かも?…(汗)。
とりあえず、ブログ進行用の小道具的にみていただけるとたすかります。
動力パイプの一問
動力パイプがジオン系モビルスーツに必要不可欠な部品なら
故障や被弾を防ぐためにも、モビルスーツの機体内に内蔵するとおもうのです。
ここら辺のやり取りは、昔から議論されていることなので深入りしません。
ここでは、内蔵式から外付けに改修された経緯が設定本に書かれています。
設定資料本からの説明も、多少 説明が違いますが簡単に書きます。
・グレートメカニック・スペシャル モビルスーツ全集③ MS-06 ザクbook より。
設定資料では、メリットによる機体の機動性が向上すれば。被弾の確率もさがるらしいです。
ここで特に、デザイン上の動力パイプ設定を議論するつもりもなく
また、議論するだけの資料や知識を持ち合わせていないので、
動力パイプが、内蔵されようが 外付けされようが とくに問題視しません・・・が。
パイプの表記だけは、私 個人としては非常にきになります。
パイプですよ?・・・
表の説明にもあるように、パイプは硬く強度がある…
たしかに、パイプにも色々な素材から出来ている物もあります。
鋼、鉄、銅、真鍮、ステンレス、アルミニュウム、塩化ビニル、ゴム…色々
ザクの場合は、やはり外部に露出しているのですから
損傷の危険 被弾の危険を考えれば、パイプ自体は内部部品の保護のためにも
硬質化は避けられないとおもうのです。
硬いパイプをザクやグフのように、曲げたり のばしたりを繰り返せば
どうなるかは予想がつくはずです。
漫画のように、パイプが折れてしまえば
収納されている、流体パルスエネルギーを送るパイプやチューブ、ケーブルが
切断する危険性がたかまり モビルスーツ自体が可動出来ない状態に陥るかもしれません。
動力パイプの一答
そこで、提案してまいりました。
パイプからケーブルへの表記変更
ケーブルの概要
ケーブルを簡単な漫画で説明します。
ケーブルの説明もパイプの解析時と同じ、なかなか奥が深く
記載されているサイトや文献を読ませていただくと
導体(電気伝導体)を保護被覆(絶縁体)で覆われているのが ”電線”
また、その電線を単数から複数本 保護外被覆(シース)を施した電線を ”ケーブル”
ケーブルとコードの違いや、ケーブルと電線の違いのサイトを閲覧しますと、
大体はこの文言に 当たらずといえども遠からず会えるはずです。
ただ私的に、コードの説明でケーブルとのすみ分けが難解で
なかなか 白黒はっきり出来ず、グレーゾーンの世界が広がっていました。
ここでは、申し訳ございませんが 深く掘り下げません
探求心が山ほどあるかたは、是非 扉をあけてみてください。
電線もケーブルも用途別に表記が多少なり変わります。
歯止め、まとめ
調べていけば やはりモビルスーツ的に
パイプよりケーブルの方がしっくりくると思うのです。
ケーブルの外装(シース)素材を色々変えれば
柔軟性のあるケーブル、場所によっては強靭な半硬質タイプ、はたまた耐熱 耐寒など
クライアント様(ジオン軍)の要望に応えられるケーブルが
モビルスーツに設置出来るはずです。
腰部のケーブルや脚部に設置するケーブルのシース素材は
柔軟性+強靭に特化したケーブルを製作し
また、グフの口脇パイプのように
強靭な強度と耐久性を求めないと、
ブロックヘッドのようにパイプがたれてしまう
そのような状態を避ける時も、外装(シース)時の樹脂素材の配合をかえて押出しすれば。
強度と耐久性に特化したケーブルが製作出来。
シュルレアリスムの奇才 ”ダリ” のような立派な口ひげ状態が保てるわけです。
ましてや、近未来のSF設定です。
ザクやグフスカートアーマーが、ヌルヌル可動する訳ですから。
そういった外装(シース)の樹脂など造作もなく製造出来るはずです。
なので、これからの資料設定(ムック)本の記載は、
”動力用流体パルスエネルギー伝達ケーブル 略して ”動力ケーブル”
・・・どうでしょうかね?(汗)
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
十人十色、色んな意見や感想があるとは思いますが。
何かほんの少しだけでも、初耳情報を伝えられればと思っております。
これからも、温かい目で見ていただけたら幸いです。
おまけ
最後の最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
次回、また お会い出来たら嬉しいです。
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