タカラ 1/48 旧キットをリアルタイプカラーバージョンに改造していきます。
プレミアムバンダイのHI-METAL Rから発売されたダグラムリアルタイプカラーですが。
確かにダグラム愛好家には辛抱たまらない商品を提供してくれたとは思うのですが。私の触覚が反応しません。
基本的に先立つお金が無いのが最大の要因ですが、資金が有ったとしても心沸き立つ購買意欲が起きないのは私だけでしょうか?。
私的に購買意欲が減退すると思われる要因が2つ。
- 商品の高額
- 商品のスケール(商品の大きさ)
この値段を出すなら。また、このスケールでこの値段?。これが私的に購買意欲を削いでいると思うのです。
それならば、HI-METAL Rより大きくて安い、タカラの旧キットを改造してしまおうというのが今回のお話です。
興味のある方はお付き合いの程 よろしくお願いいたします。
ダグラムリアルタイプカラーVer.改造への現状把握
今回のダグラムリアルタイプ同様に、ダグラム関連の販売誌に掲載されているダグラムバリエーションを確認。
私的に集めた資料集なので、情報が脆弱なのはお許しください。
ダグラムリアルタイプカラー以外のダグラムバリエーション
まず、基本のダグラムからヤクトタイプダグラムへ⇩
23話【狙われたゲリラ会議】でJ・ロックからターボザックを受け取ります。
60話【デロイアの光と影】でビッグEガンの名手チコがどこからか、整備中のダグラムのもとへ持ってきます。ターボザックとミサイルポッドを装備して最終話まで突き進みます。
ダグラムバリエーション⇩
劇中には出演していませんが、ダグラムにも幾つかのバリエーションが存在します。
①、ヤクトタイプダグラム。劇中 朽ち果てるまで出演。
②、リアルタイプカラーダグラム。プレミアムバンダイから発売されたリアルタイプカラー40th Anniv.タイプ。これまでに販売誌で発表されたバリエーション画稿を元に40周年モデルとして特別に描き下ろされたタイプ。
各誌ごとに違い、同じカラーリングデザインをリアルタイプ又は、デザートタイプと表記して掲載されてい事もあります。【大河原邦男画集2又はデュアルマガジン】にも40th Anniv.に似た外観のデザインも存在しています。
③、武装強化タイプダグラム。上記同様、各誌で表記がことなりますが、大体が武装強化か重装備タイプ。DVD-BOXのインナージャケット用に描き起こされた武装強化型Bタイプも存在。【ダグラム&バイファムモデルズ】には強化型Bタイプの作例が掲載されている。
他にもデザイン集からダグラムバリエーション⇩が確認できます。
ダグラム関連誌全てを網羅している訳ではないので、ご紹介できるダグラムバリエーションが少なく申し訳ございません。
ダグラムリアルタイプカラーVer.改造箇所
今回、改造制作予定が②のダグラムリアルタイプカラーVer.
私的に、リアルタイプカラーではなく装甲強化タイプダグラム?そんな感じがいたします。
素のダグラムと違う箇所としては。
- 肩アーマーの止め部分×4か所
- 胸部インテーク
- 胸部ライト
- 腕部リニアガン
- 脚部レッグアーマー
ミサイルポッドとターボザックはヤクトタイプダグラムキットではないので、ターボザックはそのまま使用。ミサイルポッドはスクラッチ。リニアガンはキットを多少改造予定。
改造制作箇所はそこまで多くないので、先ずは私好みのダグラムを制作して、後から改造部品を取り付けて制作して行こうかと。
ダグラムキットの現状把握
ご存知とは思いますが、タカラのダグラム1/48旧キットには2種類存在します。初期タイプダグラムと後期タイプダグラム。
スケールアニメキット(SAK)シリーズ1/48コンバットアーマー ダグラム、初期キット:発売日が81年11月。後期キット:ヤクトタイプダグラムは83年3月発売【2022年9月発行:太陽の牙ダグラムメモリアルブックより】
上記で話しましたが、今回改造予定のキットはタカラ旧キット1/48ダグラム前期バージョン。通称 細ダグラムのキットです。ボックスアート⇩
今は流石に再販されていない為、ネットオークションか中古ショップでの購入。完品で程度がよければ元値の○倍以上は確実。
私の場合はオークションで、説明書無しでも元値の倍以上。それに送料プラスで なかなかのお値段でした。
タカラ旧キット 1/48ダグラム 仮組み
とりあえず、仮組みしてスタイルチェック。ターボザックとリニアガン装備です。
ヤクトタイプダグラムではないので、ミサイルポッド装備なし。
因みに、発売当時の初期ダグラムは価格1000円、後期(ヤクトタイプ)型の価格は1200円。
ハイトゲージでキットの頭頂高を計った写真を消してしまい、高さが報告できません。申し訳ございません。
ターボザックとリニアガンは取り除いてダグラム本体のスタイル確認。⇩
スタイル的には、好みが色々有ると思いますが。私は的に上半身、特に胸部の幅詰。あと下半身を肉付けして設定画を少し逞しくした感じを狙って行こうかと。
やはり組み上げると時代を感じる旧キット。接着剤を使わないと組み上がらない、キットの合いが悪い、関節はそのうちクタクタ、可動範囲は言わずもがな。組み上げる時は大変で、面倒くさいは辛いわで、本当に修行の一環。
しかしながら、接着剤無しのインジェクションキットなんかあり得ないと思う古い常識をアップグレードしきれない古参モデラーにとってはやはり、自分のスキルを試せるやりがいの有るキット。
この旧キットは模型誌で先人達が色々と開拓してきているので、その轍を辿れば成功者への近道だと思います。近年ではMGゲルググの基部を使って改造する派閥が闊歩している感覚ですが。
派閥に入会しても良いのですが、なかなか敷居(スキル)が高く また今時MGゲルググの入手すら難しいのが現状。ジャンク扱いのゲルググ基部を使ってもいいのですが値段も高価だし、改造の為だけに潰すのも忍びない。
なので、近道せず関節等は自身が納得出来るものを自作して進めて行く予定。
タカラ旧キット 1/48ダグラム 改造
関節は後で考えるとして100均のアルミ線関節で仮組み⇩
元のキットをなるべく生かしたいとは思うのですが、やはり安易にパテ盛りしています。
キットをプラ板で幅増ししたり延長したりは写真を見て頂ければ何となく判ると思います。元のキットをやめてプラ板で新規に作り起こしたのは、胸部の一部、胸部と腰部の中間腹部、膝アーマー部、あと背中部分。
右腿や足首下側はキットの上にプラ版を貼り付けてスタイルを変更しています。
全体をサフ吹きでスタイル再確認。⇩ 細ダグラムではなくヤクトタイプダグラムに近い?感じかもしれません。
正直まだスタイル的に改造していこうと考えていますが、今回はここまでとさせて頂きます。
タカラ旧キット 1/48ダグラム改造 まとめ:その1
ヤクトタイプダグラムのキットを制作したことがないので、ほかのサイトや動画、模型誌の作例で判断しているのですが、腿パーツから足元のキットにかけて、ヤクトタイプキットは通常のダグラムキットよりも少し幅が有る様に感じます。
ヤクトタイプダグラムの金型は新規に作り起こされた情報は知っていましたが、ここら辺の変更箇所が大きいのかと?今回、改造するにあたって腰部から足元に渡って私的になかなかの難所でした。
まだまだイメージ通りに出来ていないのが本音です。
ダグラムを作ってコンテストだの展示会だのを考えて、マッチョダグラムを作りたい方がおられましたらヤクトタイプダグラムのキットの方がよいかもしれません。
私的に設定画に近いのは通常のダグラムキットの方だと思うのですが。改造する手間は大きいのかも?。
最後までお付き合いありがとうございました。続きが気になる方は またのお越しをお待ちしております。
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